■
受験生ジレンマ日記
２月１２日
西川さんのラジオ聴きながら勉強。
チケットの選考販売がある。
ライブには行ったことがない僕ははチケットをゲットしようと思い、初めて電話をすることにした。
携帯を持って、西川さんが言う番号を言われる通りに、
飼い主が投げたボールを取りに行く犬のように押して、通話ボタンを押そうとしたその時、
西川さんが「携帯、ピッチからのアクセスは出来ません。」と言っていた。ショック。
家には電話は無く、公衆電話も１キロ以上離れてるいるので断念。
２月１４日
今日はバレンタインデー。
でも、僕にチョコをプレゼントする人は誰もいない。寂しい。
この気持ちを紛らわす為にファイナルファンタジー?（以下FF）を買う事に。
家に着くと１００メートル程は慣れた家に住んでいる女性（１６歳）が立っていた。
通り過ぎようとするといきなり紙包みを渡して走り去って行った。
心の底から喜びが湧き上がってくる。
勢いで部屋に戻って開けてみる。メッセージカードが入っている。
ドキドキしながら見ると大ショック！弟へのバレンタインだった。
数年ぶりのドキドキは一体何だったのか。
悔しくて夢中でFFをした。気が付くと朝になっていた。
その子チェキッ娘ひごっこ
２月１３日
今日は西川さんのラジオがあるので楽しみだ。
でも、僕にはその前にやらなければいけないことがある。
そう、それがタモリ倶楽部。
あせってテレビを付けるとなんとなぎら健壱が出演。今日はラッキーデーだ。
なぎらという素材をタモリが余す所なく面白さを引き出す。まさに芸術。
そして番組は終始タモリペースで進む。
そんな至福の時もあっという間に終わり、急に眠くなる。
気が付くと朝の４時。まるで浦島太郎の様だ。虚無感に襲われ、半泣き。
もちろん勉強する気など無く、不貞寝。
別に大学だけが人生じゃない。
異例の昇進、小結乳首山
２月１０日水曜日
困った。どうしよう。
いまだに西川さんに献上するはんこが完成していない。
いや、一応出来てはいるが納得のいく作品ではないのだ。
こんな出来損ないを西川さんに送るわけにはいかない。
やっぱり最初から作り直そう。
早速ノートの隅に設計図を書く。だめだ、良いデザインが思いつかない。
こんな時はいくら考えても無駄。今日はもう寝よう。
２月１１日木曜日
今日は予約しておいたファイナルファンタジー?を取りに行く。
早速家に帰ってプレイ。
と行きたい所だが今はゲームする時間はない。
遊びたい気持ちをぐっとこらえてはんこ作りに集中。
あと少しで完成だ。
２月１２日金曜日
やった。ついに西川さんのはんこが完成した。
しかし今更、文字を逆にしてないことに気付く。
短足の貴公子、燃え尽きる。矢吹ジョーくらい真っ白な。
２月１３日土曜日
今日、近所の雑貨屋で消しゴムを買う。
思えばこの１週間の間に３回もこの店に来て消しゴムを買っている。
案の定、店のおばちゃんに「なんでそんなに消しゴムがいるの？」と聞かれたので、冗談のつもりで
「毎日頑張って勉強してるから。」と答えると「偉い！」と誉められた上、お菓子までくれた。
なんだかとても良心が痛んだ。
高知県 短足の貴公子
２月１４日
聖バレンタインデー。
恋人達が愛を確かめる日。また恋人がいない女性にとっては決戦の日。
受験生にｘとては休息の日であってもよいではないか。
今回は日曜日ということもあっていつもよりチョコが少ないと予想される。
しかし逆に考えると本命で渡してくれる子がある程度絞れるってワケだ。
そういうことを考ながら知らぬ間に身だしなみを整える自分の姿があった。何とも滑稽だ。
そういえば昨晩、夢に僕の本命の女の子が現れた。
もしも正夢なら。しかし、黒夢だったら。
待つ事５時間。結果は黒夢。収穫ゼロ。
自分が当選を待つなすびとなんら変わらなかったことに気付き、部屋の温度が２度下がる。
この後、体調が優れなかった為に早めに就寝。
千のナイフが胸を刺した１日でした。
桜印の田中リョウ
２月１４日 聖バレンタインデー。
６時、いつもより早く（１時間）起床。
早速おしゃれをする。
１０時、まだ誰もチョコを持って来ない。時間潰しにかっこいい「ありがとう。」の研究。
１５時、まだ来ない。母親からチョコを貰う。ホワイトデーの計画を練る。
２１時、結局誰も来なかった。１人悲しみの手淫。
テレビで映画、北京原人を見る。メスの北京原人のあらわな裸体で僕のゴットハンドの活動が活性化する。
プロフェッサーK
２月１４日
今日は母に参考書を買いに行くと言って貰ったお金で鈴木あみの写真集を買いに行った。
道の途中、その悪行に気付きいくかどうかさんざん悩んだ末、もちろん行くことにした。
本屋でふと気付くと僕のオナペット搭乗率ナンバーワンの同じクラスのマツダさんが料理の本を立ち読みしていた。
そうだ！今日は２月１４日バレンタインデーだ。
なるほど。僕にチョコを渡す為に後を付けて来たんだな？
しょうがねえなぁー、貰ってやるよ、体で・・・
という妄想と偶然を無理矢理こじつけブツが入っていると思われる鞄の右サイドへバスケットで鍛えたサイドステップで風の如く忍び寄る。
彼女がくれると言い出すまで目の前にあったアメリカンジョーク厳選１００を読みながら国語の勉強。
２時間経過。ついにタマキン袋の緒が切れた僕は自分から声を掛けた。
「松田さん。」と言った瞬間、彼女は、はぐれメタルの如く一瞬の内に逃走。
オーマイガー。
しょうがなくアメリカンジョーク厳選１００を買って帰宅。と思いきや、けった（自転車）がない。
必死で周辺を捜索。
３０分後、ついに発見。場所は自宅。
松田さんがうちのオカンに通報したらしい。
この後、２時間かけてオカンの魂のギグ。
心身共に燃え尽きた僕はトイレで就寝。
受験生は３月８日
２月１１日木曜日
今日、弟がファイナルファンタジー?を買って来た。
僕と弟の間ではのび太のものは俺のもの、俺のものは俺のもの同盟が成立しているので弟のFF?は当然僕のFF?なのだ！
アイスクライマー以来のゲーム好きの僕としては本当なら５時間はプレイしたいところだが勉強しなければならないので４時間３０分で我慢することにした。
２月１２日金曜日
今日も勉強、イフリート、勉強、ケアル、勉強、グングニルの槍を繰り返す暮らしぶり。
そして夜は西川さんのANNを聴く。今日は僕のハガキが全く読まれず、気分転換にFF?を再起動させる。
スコールのレベルが僕の偏差値を超える日もそう遠くはないだろう。
２月５日
予備校の自主質の前に寄せ書きが張り出されていた。
「○○大学合格！」などのメッセージに混じって「広末最高！」とか「江夏の２１球。」などのあまり受験とは関係ないメッセージが書かれていました。
もちろん僕も「楽屋ニュースと友達になりたい。」と書いておいた。
願いが叶うと良いなぁ。
埼玉県 サービスカード高柳ニュース
２月１２日
西川さんのANNでまた広末教信者が電話出演。畜生。あいつばかり。
広末教信者ワン浪に嫉妬。
そして茶坊主さんがお経唱えた。茶坊主さんはお経を唱える事が出来る。でも俺には出来ない。
嫉妬マーク?。
受験生ジレンマ日記で短即の貴公子が自作のはんこをまた押していた。
しかもはんこつくりの腕は上達しているらしい。
俺だってはんこくらい作っているさ。でも、とりあえず嫉妬。
