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更新頻度が上がったせいかアクセス数が増えましたね。
ありがたいっす。
- アーティスト: T.M.Revolution,井上秋緒,西川貴教,麻倉真琴,浅倉大介
- 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
- 発売日: 2002/07/01
- メディア: CD
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■全盛期突入
イロモノ的な要素と実際に聴いてみるとしっかりしてるという二枚刃、
テレビやPVを始めとしたメディアでのツッコミやすい、興味を持たれやすい戦略がバッチリハマったのか、
グンと注目度が増しました。
ファン以外で目にしたことのある人なら大体がこの時のイメージがこびり付いたままでしょう。
なのでいまだに風に吹かれてる人やら、オカマやら、アニソン歌手やらと言われてるのはしょうがないけど、
悪いことではないと思う。
またインパクトの強い企画モノユニットやヴィジュアル系全盛にあってもその中でに存在は際立ってたのもあるかな。
音楽番組に出れば必ずトークで笑わす、曲もいいっていう安心感も出来てきたし。
後、ゲイ的というか微妙にかわいさも売りにしてたのも大きいかもしれませんねw
王子なんつってw
ジャニーズを始め、アイドル市場はどちらかというと正統派を軸としながら多種多様になり始めてて、
主流の1つだったかわいさを売りにした昭和的な母性をくすぐるアイドルはあまり居なかったように思います。
で、そういうアイドルを求めてる層は少なからずいて、
その層に昭和アイドルな匂いももってたTMRが、少なからずハマったようにも思います。
あ、アルバムの話してないですねw
いまだにブックオフなんかで見かける程、売れましたねw
ダブルプラチナだから当然な訳ですが。
前の2枚のアルバムを踏まえた上で、そこから抽出した良い成分をより受け入れやすいようにした形と当時のノリノリな勢いが融合してますよね。
で、アイドル感が強くなってる。
距離感があまり無くなって、取っ付きやすくなったり、ツッコミやすくもなった。
タイミングといい売れるべくして、売れたアルバムだなとは思うんですが、
西川さんはこの辺りから悩み始めたんでしょうねw
■3曲
・OH! MY GIRL, OH MY GOD! -MORNING SURPRISE MIX-
アイドル感が強いなんて上で書きましたけど、
象徴と言ってもいい曲。
曲の入りなんて今だったら絶対しないでしょうねwんっんっんーなんてw
(今やったら女子の方々は歓喜でしょうwへそとか見せるよりも。)
そういう意味でも重要なんだけど、おいおいと思わせながらギターソロが心地よかったり、
歌謡曲な要素が良くて良い曲っす。
・MID-NITE WARRIORS
これもアイドル歌謡っぽい。
そして秋緒節全開だなとも思う。(西川さんも作詞という形にはなってますが。)
「またうちの犬逃げてる。」とかインパクト強い。
TMの歌詞は引っ掛かる小ネタ満載ですけど、
このアルバムの中だと一番遊んでる感じが強いし、ポップな曲調と合うんだよな。
・Twinkle Million Rendezvous
T・M・R曲であり、夢の雫と双璧をなす名バラードっすね。
今歌えば寂しさとか切なさをひしひしと受け止めるような感じなんだけど、
当時の声と曲調だと都会的な世界観が感じられて、さながらトレンディドラマな匂いが感じられます。
ジャケットのイメージがハマるのもあるからかなあ。
元気だった頃のTBSの金曜10時枠的な感じが個人的にはする。
売れたアルバムというだけあって捨て曲はもちろんないですね。
ただ、ここで作ったイメージというのは良くも悪くも大きいなあ。
マイナスな話だと一度目的地に着いちゃった感がある。
ただプラスに見ると辿り付ける人なんてそうそういないでしょうし、
そういうところへ行けたこと、力を持ってたってことを理解出来たのはTMにとっても西川さんにとっても大きかったはず。
じゃないと今の割り切りはないだろうし。
活動を振り返る中でひとつのターニングポイントだとすれば、まずはここですね。