T.M.R. LIVE REVOLUTION'16 -Route 20 東京エレクトロン韮崎文化ホール公演前編 感想&レポート(ネタバレあり)
ツアー、5公演目。
管理人、参加2公演目。山梨県韮崎市にある東京エレクトロン韮崎文化ホール。
昨日、行って参りました。
当日のツイート
来てしまった。韮崎。 pic.twitter.com/Tfwn0gGfo1
— シーブックたけのり (@nsbtakenori) 2016年5月28日
会場はJR韮崎駅からタクシーで約10分ほど。
田んぼや民家に囲まれた中にヌッと存在しておりました。
良い意味でこじんまりとしているホール。
少々建物の年季も感じ地元に根付いているホールなんだなという印象を受けます。
中に入る前に外で今回のツアートラック3台を見掛けたので撮影してみました。
T.M.R R20 ツアトラ。赤、白、黒。@韮崎 pic.twitter.com/eU5X1GbxP2
— シーブックたけのり (@nsbtakenori) 2016年5月28日
会場の中へ
入ってまず目に飛び込んできたのはこれです。
消臭力。 pic.twitter.com/cQSQkBU24w
— シーブックたけのり (@nsbtakenori) 2016年5月28日
そして募金活動をしている韮崎市のゆるキャラ・ニーラの姿も。
(うっかり写真撮り忘れました…)
どうやら今日はタボくんさんは来ていないようでした。
2階の自分が見る席へ友人と向かい、ライブに備えます。
ここからはネタバレゾーンですので、お気を付けて…
ライブ開始
2階ながらもとても見やすく、あまりステージとの距離を感じないことや、
首都圏のライブだと見ないような「地元に来たから来たんだよ!」というお客さんを眺めていると、サポメンさん達と西川さんの登場BGMが。
歓声に包まれる会場。
戦闘モードの西川さんに視線を合わせて、いよいよライブか〜と呑気に見始めました。
2公演目
毎回ライブはナマモノで違うことはあるにしても、
基本的な流れというのはツアーは変わらないですよね。
ということで、初日に見ているせいもあり、
今回は「横須賀で見たものとどこか変わっているのか?」「この公演ならではのものってなんだろうな?」というものを探すことに注目しながら、見始めました。
まだ今回のツアーに参加してないという方などは、先に横須賀のレポも見ておいて頂けると読みやすいかもしれません。
前半
のっけから会場のテンションが高く、西川さんもそれに呼応するように「いけー!」
「いけますかー!?」とガンガンに煽ります。
独裁 -monopolize-、LEVEL 4とガシガシとぶつけてきて…
「外の曇り空をぶっとばそうぜー!」
「この場所を夏にしようぜー!」
と、来ればHIGH PRESSURE。
ここでギアが1段階上がり、更に加速していくような感覚が。
「来いよ!韮崎!」
ライブを動かすもっとも重要なエンジンである西川さんが煽り、飛ばし始めてるせいでしょうかね。
ふと2階の自分のいる席から1階を覗いてみると、
「お小遣い貯めて来ました!」みたいな高校生くらいの男の子達がはしゃいでいたり、お母さんと娘さんがニコニコしているという幸せな姿が。
程よい大きさで地方の公演だから見られるのかなと思いつつ、別の方に視線を移すと、
日頃のうっぷんをぶつけに来たバンギャのお姉さん達の暴れる姿が見えて、
いろいろな人がT.M.Rのライブにエネルギーを発散してるんだなと思わされましたよ。ええ。
「頭の中、カラッポにする準備出来てますか?」
この言葉で始まったWHITE BREATH。お次にT.M.Rの代名詞になりつつあるHOTLIMITと、
キラーチューンの連発に会場の空気は熱く良いものになっていきます。
西川さんも「いいんじゃねえの?韮崎!」とニヤニヤ。
更にその空気を盛り上げるかのように山崎さんのドラムソロが響いて始まったのがHEAT CAPACITY。
ぼくの記憶からすっぽり抜け落ちているかもしれませんが、
このドラムソロは初日はなかったような。メンバーの皆さんに各自スポットを当てるコーナーがなかった!と西川さんが言っていた気がしたので盛り込んだのかな?と思いながら、
シリアスに歌い上げていても、どこかコミカルに見えてしまうマラカスを持った西川さんの姿を見つめます。
一呼吸置いて、西川さんのMC。
「始まったばかりで言うのもなんなんですけど…」
「これまで来た山梨のライブの中で…1番熱いんじゃないの!?」
「あなた達いいんじゃないのー?」
「…今日はトコトン、ヘトヘトになろう!」
「お前らにとっても皆さんにとってもオレらにとっても今日は1日しかないからよ!燃え尽きよう!」
(会場からの歓声に)「どうしたの?w」
「…果物の収穫時期とズレてるから?」
「体力が有り余っているんだねw」
「山梨の9割が畑になっているという噂ですがw」
「…人間と会えました!ありがとう!w」
「とりあえず…まずは…山梨でツアーが出来ていること。集まってくれた全員に。ありがとうございます。」
「気持ち的にはね。ツアーにさえ入ってしまえば。ツアーのことだけ考えていければいいなと。初日が終わっていったんですよ。」
「そこから…大変です。毎日w 全然休まらへんけどw」
「この間、和歌山と奈良が終わって、気が付いたら能登にいましたw」
「2日間能登半島にいることなかなかないよ?w…嬉しかったけどね。」
「6月の頭くらいには…民放じゃない局で。2日間に分けて撮ったんですけど、おそらく5分、10分くらいだと思います…w」
「ホントにオレの苦労返してってw」
「…でもね。こうやって。皆がちゃん西生きてるんだな〜ってw ちゃん西今日も頑張ってるんだな〜ってちょっとでも思ってもらえれば。それだけで結構です。」
「…ギリギリ山梨はNHK入るじゃない?w」
「だから山梨のためにもNHK頑張ろうと思ってw」
「民放出てるとね。最近ちゃん西出てねえな〜ってw」
「…皆のこと大好きだからw」
「…メディアに触れてるとか触れてないとか関係ないからw」
「気にしなくていいから!w 果物と喋ってるんでしょう?w」
「…全然いいよw 今日はちゃん西と。わかったあ?w」
「あんまり言うとガチで怒ってくる人いるんでね…w」
「東京から車で来てるんですけど。近かったですけどね…そうでもなかったけどw」
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「去年に引き続きですからね。この韮崎。」
「でも。去年より更に良い。韮崎。」
「それだけで。それだけでいい。その気持ちのままでいい。いけるかい!?」
「今回5月の13日で20年を迎えました。T.M.Revolution。…本当にありがとうございます。」
「もちろん。皆も。どこかきっかけがあって…ちなみに今日初めて会いに来てくれた人は…?…まあまあいるね。いいよお。」(確かに結構いたのです。)
「(初めてのお客さん向けて)他の皆が先生ですからw」
「何度も言ってますけど。我がT.M.Revolutionは西川貴教を中心とした一神教ですw」
「皆様の信じる気持ちと。わずかなお金が…w 拝まなくていいんだよ?w」
「あとは宗教法人を取るのみです…w そんな話をしたい訳じゃないw」
「デビューして…今日ここに辿り着いてる訳です。」
「その転機となるアルバムを。この間の5月の11日にリリースしました。2020。」
「1ヶ月とか2ヶ月とか。そういうタームじゃなくて。1年を通して。大事に。こんなのあります…是非良かったらね。」
「これからお盆とかあります。神棚に備えてもいいですw 良かったらね…w」
「…アルバムを改めて聴いてるとね…なんなんでしょうね?これは…本当だったらバラードとか落ち着いたのもっと出したかったw」
「誰も求めてくれなかった!w」
「ガチャガチャしたのとか賑やかなのとか腋毛が見えてるのとかw」
「でも、楽しいなと思ってくれれば…」
「そんな中でやっぱり…だからこそバラードってボクにとってやっぱり大切なんです。」
「大切なアルバム2020の中から2曲。お届けしたいと思います。」
バラード2連発。
THUNDERBIRDとvestige -ヴェスティージ-。
楽しい雰囲気から一気に空気を変えて、
西川貴教の声の魅力をまざまざと魅せつけてくるゾーン。
ここでバンドのスタイルがアコースティックなものにシフトします。
サポメンさん達の優しい演奏と西川さんの力強い声が調和していき、
ただただ良い気分に浸れる環境が整っていきます。
これでお酒なんか飲めた日にゃ最高だなと思いつつ…
サビだったり、曲終わりだったり、楽曲のポイントとなるところで、
「この人シンプルに歌がうまい上にパワーが凄い。」と思わせにかかってくるんです。これが。
そこでピタッと見ている皆さんがハマるんです。
周囲から感激している声が聞こえたり、驚いている顔が見える見える。
自分がやったことではないんだけれど、
その光景がなんだか心地良いし、気持ち良い。
うちの西川さんは歌うまいでしょ!と誰かに自慢したくなるような気持ちになってきますw
とても良い雰囲気のせいか自然と手拍子も起こり、
「…凄いねえ。褒められると伸びる自主的に手拍子が…w」
「こんなこと山梨県では起きたことありませんでした…w ははっw」
と、西川さんもご満悦。
ライブの生の醍醐味と西川さんの声、T.M.Rの楽曲の魅力をひしひしと感じられる良い時間も終わり…
「ね…こんな感じで。これまでね。」
「皆も。ノっていいのか?とかねw …思ってると思いますけど、とりあえず楽しんでくれれば。」
「初めて来てくれた皆も自由に楽しんでくれればいいと思います。ありがとうございます。」
「出来るだけね…せっかく来てくれたしさ。楽しみにしてくれたヤツらになるたけ、たくさん…聴かせたいなあと思う訳ですよ。」
「でも。難しいよね。時間のこともあるっちゃあるんで。」
「『こっち見て?』とか忙しいw いろいろやることがあるんだよw」
(と言って、ipodをいじり出し、臍淑女 -ヴィーナス-をイントロだけ流す西川さん。会場のお客さんが歌い始め…)
「静かにして!w 勝手にやらないでw」
「YOUTUBEとかさあ…いつでも見れちゃうから。」
「今日、韮崎凄い。電波ビンビンじゃん。」
「なんでかわかる?…障害物が無いからだよ〜w」
(続けて、Phantom Painを流す西川さん。しかし、会場のお客さんの歌声が小さかったのか…)
「これ歌わないの?w」
「バラードに自信ないのか!w カラオケ行ってこい!お前らあ!練習してこいw」
「…これ危ないなあ…」
(今度はPreserved Rosesを流します。歌うお客さん。)
「やめてって言ったでしょ!何度も言わせないで!w」
(再び、曲を選び始める西川さん。)
「…これでわかんの?すごいね?…」
と言って会場中に響いたのはOut Of Orbit 〜Triple ZERO〜。
「来ーい!」とシャウトし、これは本当だよ?wと言わんばかりに歌い始めます。
バラードゾーンから一気に攻めのゾーンへの転換。
INVOKE、ignited -イグナイテッド-のガンダム2連発に吐息から入り、絡みつくような入りが印象的なWeb of Night (English Version)。
ステージも会場も盛り上がっていくぞ!という気持ちがグングン上がっていくのが伝わってきます。
それを更に盛り上げるようにセットされた和太鼓を大島さん、山崎さんと叩き、
IKUOさん、菰口さん、柴崎さんらが奏でる三味線の音と和のグルーヴを作りあげていく西川さん。
祭りはまだまだ終わりません。
といったところで後編へ…