【4.5度目のデビュー】具体的にどう活動していくのか?「西川貴教」としてのソロ活動に対する西川さんの発言まとめ
去年9月に配信限定でリリースしたBIRI×BIRI、そして3月7日にBright Burning Shoutをリリースと、
西川貴教としての活動が徐々に活発になっていっている西川さん。
とはいえ、ソロ活動を始めた動機だったり、今後の活動について、しっかりと語っていることが少ないようなに思えます。
そもそもT.M.Rとどう違うのか?というのをわかっていないという方も多いのではないでしょうか。
そこで西川さんとして、「西川貴教」としてデビューすること、活動することをどういう風に捉えていて、どう考えているのか?
ラジオの発言やインタビュー、著書の発言などからまとめてみました。
T.M.Rとの違い
最近、公開されたokmusicでのインタビュー。
西川さんは次のように語っています。
今作は西川貴教名義ですけど、何かT.M.Revolutionとの明確な違いはありますか?
T.M.Revolutionとして昨年5月に20周年記念イヤーを完遂しまして、ここで改めて自分磨きというか、枠にとらわれない活動を積極的に行なっていこうと思ったんです。実際に今回の楽曲「Bright Burning Shout」では、今までありそうでなかった楽曲アプローチで、新しい自分の可能性が発見できたと思ってます。
T.M.Revolutionより、すっぴんに近いような感覚?
今回は僕の声を素材として、そこにどういった作詞家と作曲家を組み合わせるかの妙も楽しんでいただければと。生身ではあるけどボーカロイドのような感覚ですね。僕自身の声を素材としていろいろに遊んでほしいと。
「西川貴教」に歌わせてみた
今年の1月10日のちょこっとナイトニッポン。
ゲストに来ていた土屋礼央さんとの2018年の活動についてのトークでのこと。
徐々に活躍の場を広げている礼央さん。
しかし、ガツガツ行くのはマズいかとやや抑えているという話を受け、西川さんも自分の話をし始めます。
「ボクもだから、自分が自分がじゃなくて。やっぱこうね。なんかね…」
「こう…皆が頑張ってくれると。自然と持ち上がるんですよ。自分も。」
土屋「はあ〜」
「これをね。凄い学びました。」
土屋「だから、T.M.Revolutionで行けばいいのに、あえて西川貴教で行くっていうのが、西川さんなりのメッセージなんですよね?」
「そう。1個ね。なんかもう一山…」
土屋「うん…」
「なんかこう…これまで来てた物だけじゃなくて。なんか自分でもう一山作りたいなって思ったの。」
土屋「うん。」
「なんか…もっかい…なんか…うん。もちろん。これまでのね?人達も大事にしたいんだけど、なんか自分的にやり残したことはやっぱ…一通りやりたいなって思って。」
「で。そん中で。なんか声っていうのを使って。」
土屋「ほう?」
「だから、それこそ。ある種…ここはあれですね。西川貴教に歌わせてみた、です。」
土屋「ほお〜」
「だから、オレ…西川に曲書きたいとか、西川にこれ歌わせてみたいとかをやってみるっていう。」
「だから、もう、バーチャルユーチューバーみたいな、状況に近い感覚ですね。」
土屋「それはT.M.Revolutionという屋号の元では出来ないことですもんね?」
「そう。いろんなこと…ホントにあの…西川貴教に歌わせてみたっていうのが一番わかりやすい規格です。」
土屋「なるほど。凄い。」
この後、曲紹介で「(Bright Burning Shoutの作曲の)神前さんとやるとは思ってもみなかったもんな〜」とも語っており、
たぶん今後もそういった思ってもみなかった人達とのコラボレーションだったり、
実現したいことなんかを西川貴教としてトライしていきたいと考えているのかもしれません。
BIRI×BIRIで普段から仲良くしているAAAの末吉さんとコラボレーションしたケースなんかも見ると、
近しい人達と何か作るってことも考えられますね。
ただ「これまでの人達も大事にしたい」と言っているようにT.M.Rやa.b.sのこともしっかりと頭にある様子。
T,M.Rはあくまでも一区切りついたと置いている状態で、a.b.sに対してここ最近明確な発言はありませんが、
以前、ニコ生で「終のバンド」と言っていたようにこちらも休止させれている段階なのかも。
2018年はミュージシャン西川貴教として
続けて、8日のちょこっとナイトニッポン。
2週に渡ってゲストで来ていた土屋礼央さんとお互いの活動について語る流れになり、
テレビ、特にMCとしての活動が多かった点について西川さんはこんな説明をしていました。
「音楽で出てきて、音楽でやるって来てたにも関わらず、ありがたいことなんですけど、テレビのお仕事頂くじゃないですか?」
土屋「うん。」
「そうすると、やっぱりなんか…お前、歌ってるよりも最近、マスターオブセレモニー(MC)で、なんか食ってこうとしてんじゃないか?みたいなw」
土屋「はっはっはっwww」
「風に思われちゃうとかね?」
土屋「テレビばっかり見てる人はそういうイメージあるかもしれないですね。」
「なんかね?」
「CMとか。」
土屋「CMもね。」
「ありがたいですけど、なんかね〜やっぱりこう…もう1つここで自分の中ではね?歌でなんかもうちょっと作ってかなきゃいけないのかな〜って思ってますけどもね。」
土屋「そういうバランスってどう考えてんですか?自分の中であるんですか?ちょっとやり過ぎたら音楽の方を少し多めにしようとか?」
「いやね。ホントに正直、こう…これまでのね?そのテレビに関してはあの〜お袋がね?喜んでくれること…」
土屋「はいはい!」
「ライブになかなか足運べない状態になってたので。」
土屋「うん…」
「唯一、オレがまだ全然頑張ってますよっていうのを見てもらうのがテレビだったので。」
土屋「はいはいはい。」
「だから、もう。テレビ、全然出ますっていうスタンスでやってたんですけど。」
「ま、そこもあったので。ありがたい話っていうか、逆に言うとまあ…2017年では1回一区切りがあって。」
土屋「うん。」
「母親がちょっとありましたので。それもあって…2018年はその、音楽。」
土屋「なるほど〜」
「キチンとやりたいな〜っていうので。西川貴教として。いろいろリリースを考えてる最中でございます。」
テレビ出演に関してはお母様がきっかけというのはニコ生で放送していたゲスノミの方でも語っていました。
T.M.Rも20周年の区切りがありましたし、西川さんの周りで様々な区切りが付いたことで、
この先どう進めていくのか?どう活動していくのか?ということを考える機会が出来たのでしょうか。
今後のミュージシャン西川貴教としての活動について
これは去年10月のちょこっとナイトニッポンでの発言です。
リスナーの方からBIRI×BIRIに関する感想メールを読んだ後、
ちょこナイ10/7西川貴教名義の活動について 西川「今回、このBIRI×BIRIに関しては…来年からのソロ活動のプロローグみたいなものなので。皆、勘違いしてるみたいですけど、これがやりたいから1人でソロでやってる…違いますよ!いろんなことやるんで。たぶん毎回違うと思いますよ。」
— シーブックたけのり (@nsbtakenori) 2017年10月7日
たぶん直接自分に来るリプライや、SNS上のツイートなどはチェックしていると思うので、
「皆、勘違いしてるみたいですけど」って言葉が出たのかもしれません。
1曲出ると、大体こういう路線で行くのか〜みたいな方向性を提示した感がありますが、
そういうことではなくて、曲をリリースする度に西川さんとしてはいろいろトライしていきたい、していくぞ〜ということみたいです。
これまでリリースされたBIRI×BIRI、Bright Burning Shoutと曲調がまったく違いますし、
これからリリースされる作品もおやっ?と思うような物が出てくるんでしょうかね?