ちゃん西ニュース

T.M.R・a.b.s・西川貴教さんのニュースを拾ったりまとめたり、ライブやテレビ・ラジオの感想・レポートを書いたりしてる西川さんが好きなおっさんの個人ブログです。

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T.M.R. LIVE REVOLUTION'16 -Route 20 東京エレクトロン韮崎文化ホール公演後編 感想&レポート(ネタバレあり)

後編です。


前編はこちら。
sbtmmdy.hatenablog.com

























ここから4曲続くNaked arms、SWORD SUMMIT、Count ZERO、FLAGS、のBASARAゾーン。(自分の中でそう呼んでいます。)



ここまでが古めの曲中心といって良い流れ。
それがここから徐々に新しく激しいT.M.Rの顔を出してくる。
この構成、セトリ。2回目ですが、良いな〜、と。



ガシガシ飛ばしていく中、「最高のベエーシストお!IKUO!」「ドラムス!山崎慶!」というサポメン紹介もしっかりと忘れない西川さんの激しくアクションする中での丁寧な仕事ぶりにちょっと感心してしまいましたw



それにしても後半に入っている時間帯ですが…



「こんなもんじゃねえだろ!」



「いけるか!韮崎!」



「声が出んとか…気持ちの問題!」



「さあ腕上げろ!こいつでそう!まっすぐぶっ放すぞ!」



煽りますね。お客さんも応えようと叫び、飛びますよね。
西川さんがまたそれに応えようと…って具合に最高のやり取りが続くのです。


しかし…BASARAゾーン5曲目。DOUBLE-DEALにて。


「残念ながら…最後の曲になってしまいましたあ!」


突然の終了宣言。
…今ツアー参加2回目なのである程度、この後の流れはわかってはいるんです。
でも、なんかガクッと来てしまうのだから、ライブというかちゃん西マジックは凄い。



「えーっ!」というお客さんの悲鳴のような声が響く中…



「おい!言うたやろうがあ!…」




「1分1秒でも無駄にすることはない。これが…T.M.Revolutionでしょうがあ!」



「今持ってる力とか関係ない。」



「ここにある気持ちと。お前らの存在と声と。そのここにあるモンが…全員が揃ったら最高でしょ?いけるかあ!」



「いけるかあ!韮崎!せやろ?韮崎!」



「めーいいっぱい!暴れようや!1階も!2階も!」


もうゴールが見えてきているところでギュと我々ファンの手綱をしっかり握って、
優しくムチを入れますよね。名ジョッキー西川貴教…


しっかりと歌い上げ、西川さんがステージを去っていくと、
熱いターボーコールが起こります。


数分経過した後、再び西川さんが戻ってきて、MCを。



「へへっw 楽しんどるね?w」



「いやあ…素晴らしい。」



「あの…ホントね。いろいろな人に…去年からツアーやってるんです。『そうなんですね。結構長いんですか?』そうっすね…今年は50です。『えっ?』去年が50なんで…100ですか…w」



「言われるんです。確かにそう。大きい会場やったら10回分が1回に収まる。」



「でもそれやと。韮崎からじゃ東京とか怖いやろ?w」



「知ってる。…建物が高いw 賃金が高いw」



「だから…ボクが行くことにしました…!」



「ホントにあの…全国隅々でこうやってツアーが出来るのが今時珍しいらしいので。それはそれでありがたいと思いながら…」



「…今日入りきれなかったヤツらの想いを考えると…いろんな想いがあります。」



「でも…このツアーを通じて、1人でも多くの人にこの20年間やってきたことを。証明を。届けていけるように。1つ1つ頑張っていければと思って。これからもよろしくお願いします。」



「今回のツアー。直前にね?九州で大きな地震がありましたけど。」



「…最近、不安なニュースが多いやんか?でもね。だからこそ、こんな…凄いねwホントにw(セット裏、照明や台を見たのか…)回転寿司みたいだなw ちょっと高級なw 下駄…w」



「…金沢では。(回転寿司の)発祥の地ね?下駄の数で計算すんのよ。その方が早いのよ。…後ろってこんな感じになってるんですねw いつもはキレイに隠れてるから。」
(ステージが狭く、セットとバンドや西川さんの距離感がいつもより詰まっていたためか、機材などが幕などで隠れておらず剥き出しでした。)



「(客席のことかサポメンさんのことか不明ですが)…皆、何気に言ってること聞こえるんだからw ダム見てえだなとかw」



「…皆さんの心を裸にするために。鍛えてきました。」



「てことで…表でね。募金とかやらせて頂いております。」



「ちょっとでも協力して頂けたらね。それだけでも気持ちが届くと思います。」



「全然。想ってくれてるだけでもいいです。」



「で。そんな我々をね。ちょっとした我々の想いを汲み取って。ここ山梨県でも仲間が。その活動に応援に来てくれています。」



「今日山梨県代表は誰なんでしょうか?…山梨県代表ニーラでーす!」




(ここでニーラ登場。)




「ニーラ?韮崎市なんだ?」



「いい?(ニーラが持っていたプロフィールが書かれたフリップを西川さんが持つことになり)持たせてんじゃねーぞお?w」



「えーっ…神様のお使いで。魔法の力によって人々の夢や願いを叶える不思議なカエル…?」




「好物はフルーツ&緑色の食べ物?えっ…?なるほど。ニラかw」




「性格。温厚だって。」



「なるほどお。神様のお使いなんだ…」



「魔法の力によって人々の夢や願いを叶えるんだ…?」




「…お願いです。ハワイに行きたいです…w」




「出来るだけ長く行きたいです…w ゴメンね。願いが強過ぎたw」

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「今日はね。ニーラが協力してくれてるんですよ。ねー?」



(ニーラ、西川さんがお互い首を傾け「ねー?」とやり合ってる後ろで菰口さんと大島さんも「ねー?」をやってましたw)




「(ニーラがステージから去っていき)願い叶うといいなあ…」



「(ファンクラブの)会報届いた?…ああそう…w」



「いや…なんかね…今年はいろんなことやりたいって気持ちでいっぱいなので…そうですね。今のボクの願いが叶えば。来年ぐらいにね?w」



「あ。ゴメンw 初めての人もいたんだw 詳しいことはね。受付の方でw」



「…こうやって山梨に来れて。…すげえ皆が楽しそうにしてくれてるのがすげえ嬉しいです。」



「…この気持ちでもうちょうい、やらしてもらっていいですか?」



「歴史を追いながら。この20年辿って来てるんですが。」



「やっぱね。ここまでじゃないんですよ。ここから先もあるんで。その想いを込めて、この曲!」




「ここから先」という言葉の形であり、象徴。
Committed RED、Inherit the Force -インヘリット・ザ・フォース-の2連発。


ベストアルバム。20年の中で多くの名曲がある中、
この2曲をアンコールに持ってくることも「ここから先」がまだまだあるし、立ち止まらないという表明にも見えてしまいますね。


Rebootの導入、ボイスパーカッションやちょっとしたラップのスキルを披露するなど、
ベテランという言葉を使うのをためらってしまいたくなるような現役感。


20年目はめでたいことでもあるけれど、ただの通過点なんだなと思わされます。




「ははっw 楽しいねえw」



「何気に。最後こんなニヤニヤした…アンコール迎えるの20年で初めてに近いが気がするけどいかがすか?」



「…っとに。重ね重ねもう。大きい会場でやれなくてゴメン。本当に。それだけです。」



「もう皆に。毎会場頭下げていかなアカンなと思ってます。」



「だからこそ待ち続けてくれた皆に。本当にありがとうございます。」



「後ろに引いたら終わりやなと改めて思う今日のこの頃です。」




「どんなにリスクがあったり、反対する人がいたり…いろんなこと心配したり。なにか失敗したり、ツラいこと、不安になったり。」



「後押しじゃなくてストップって言ってくれる人も必要やけど…イカなアカン時はイカなアカンやなって。今日改めて皆の顔を見て、思いました。」



「そう思わさてくれた皆に改めて感謝します。本当にありがとうございます。」



「…まだまだ12月まで続けてくツアーですけど。
1つ1つが重なって。合わさって。1つになって。…ツアーやと思うけど。」



「やっぱりね。1個、1個なんすよ。1人、1人が。ぼくの存在に気付いてくれたこと。
そしてボクの声を聴こうと思ってくれたこと。それがすべての出会いのきっかけで。」



「ここに立てているのは誰でもない。ここに集まってくれている全員のおかげです。だから…皆にとって…自信を持って。あいつサイコーやなと思ってもらえる人間になれるように。それだけを糧にこれからも生き続けます。お前らの誇ったオレは…オレにとっての誇りです!」



「さあ!歌おうぜ!いけえ!韮崎ぃ!」



このMCの後にHEART OF SWORD 〜夜明け前〜。
これはズルい。
初日に来ているのだから、この曲が来るとわかってはいます。
そうは言っても、ズルい。
ファンジゴロだよ。西川さん…



客とはいえ、最高のストーリーに登場出来てしまったみたいな感覚と、
そのストーリーの最高のエンディングを迎えているような感覚、2つが味わえて1粒で2度美味し過ぎるだろ…という気分に。



5分程でしょうか…しっかりと歌った後、笑顔を見せる西川さん。
それを見て一斉にしゃがむお客さん達。
あとはもうキレイに終わるだけですね。




「(しゃがんだことに対して初めてのお客さんへ)びっくりするよな?w」



「先程も言いました通り、T.M.Revolutionは西川貴教という生き仏を本尊とした一神教ですw」



「最後に溜まったポジティブなエネルギーを空に返す…w せえので温かい拍手を。全世界の皆様にw 天を突き抜け…w せえの!」



(会場のお客さん達、皆ジャンプ。)




(ステージから両手で手を振る西川さん。)



「…都合、マイクを内股に挟んでる訳。…余計オネエっぽくなるw」



「小さいIKKOさんみたいになるw …誰がや!w」



「楽しかったです。ありがとうございました!」



「ホントにいい感じ。明日茨城に持ってきましょう。ありがとうございました!」



(ステージ、お客さん全員手を振り上げる。)



(サポメンさん達がステージを去っていく。その際、何人か一斉に台に乗ろうとしたりして、イチャイチャした光景がw)



「終始楽しかったです!ありがとうございました!」



「そんな韮崎に…また会おうぜ!」



最後は笑いの要素強めでしたが…w
感動させるだけでは終わらないT.M.Revolution…西川さんらしい締めでした。



今回は馴染みの無い土地での初めてに近い遠征だったので、
どんなもんなのかな?と楽しみでちょっとドキドキしていました。



首都圏と違って、地元だからなんとなく来たという雰囲気の方やこの公演しか行けないので来ました!みたいな方が多いんじゃないのかな?普段自分が行っている首都圏では見れないファンやヲタの方々がいて、どうなるのかな?と。



実際、去年ファンになって初めてライブに来たという方にもお会いしたりしましたが…
そういう人達の純粋なリアクションがとても気持ち良くて、見てて、ほのぼのするんですよね。
これに賭けてたみたいな熱量の質が凄い。
そこに長年土台を支え続けてきたファンとヲタの方々の熱とリアクションも合わさる訳ですから、首都圏のライブには無い独特のものがあったように思いますし、
遠征する人達はこれに魅力を感じているのかな?と思ったりもしました。


自分の慣れ親しんだ雰囲気や景色も素晴らしいんです。
でも、ちょっと視点が変わるだけでいつも見ていたものが新鮮に見えるように今回、視点を変えたこと、遠征が良かったのか、とても楽しいものになりました。



そう考えると西川さんはいろんな土地で視点を変えながら楽しんでると思うと羨ましいな…w
しかもステージで届ける側として。
とても大変でしょうけど、とても羨ましい。


しかも今回は最初から導火線短いのか?と思うほどに盛り上がり爆発するまでのスピードが早いツアーな気がするので、たまんないでしょうなあ…


なんだか遠征って良いよね!みたいな感想になってしまいましたが、
シンプルにライブはいいですw
どんな人にも厳しくも優しいツアーですので、悩んでる人は迷わず行ってみてください。
行くつもり満々な人も迷わず行くか、誰かを巻き込んでください。


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