ちゃん西ニュース

T.M.R・a.b.s・西川貴教さんのニュースを拾ったりまとめたり、ライブやテレビ・ラジオの感想・レポートを書いたりしてる西川さんが好きなおっさんの個人ブログです。

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2003/12/28 東京・渋谷クラブクアトロ  T.M.R.LIVE REVOLUTION'03 -Strikes Back-ライブレポのようなもの

ハードディスクを整理していたら、昔、運営していたサイトにアップしていたものが出てきたので、
そのまましとくのもなあ…と思い、こちらに再びアップしてみることにしました。
初めて野郎ライブが行われた時ですかね。この時は。
今や30を過ぎたおっさんの自分もまだ20になったか,
ならないかくらいで若かった…
文章もちょっと今と比べるとやや違いますね…
その辺も感じながら読んで頂ければ。


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野郎レポ


一参加者の当日のドキュメント日記といった感じで書いて行こうと思います。
読んで下さってる方も参加してるような感じで読んで頂けるとありがたいです…



当日、あまり寝れず、眠い目こすりながら、飯も食わずに家を出る。
電車に揺られ、1時間、ヘンテコシティー渋谷到着。
相変わらず汚い街だなあ。そしてなんでこんな人がいるんだろうか、この野郎、畜生。と無駄に怒ってみる。
と、まあ、そんなことはさておき、エビスマンさん、楽屋さんとの待ち合わせすることになっているスペイン坂へ行くぞ~とすたすた歩くものの、
スペイン坂がどこだったか忘れてしまい場所がわからず、109の辺りをうろうろ。
ライブ前に無駄にかなりの体力を消耗してしまい、へとへとになっている所に
楽屋さんから電話が来て、2人が109まで迎えに来てくれることに。
はあ、助かった。ボク、迷うととことん迷うんでそうなる前で良かった。
2人と合流し、すたすたと渋谷クラブクアトロがある、パルコの前へ。


パルコ前に着くと、うーん、明らかに異様な光景が広がっている。
男性の塊がごっそりと。
そしてその塊を覗くといろんなタイプの男の方がいらっしゃる、いらっしゃる。
小奇麗な方からモー娘のコンサートと勘違いして来てるような方、小、中学生、おじさん、おじいさんまで。
思ってたよりもお客さんがいてびっくりする。
いつの間にかこんなに増えてたんだなあと同時に今日初めてライブに来たという今まで隠れていたファンの人がどれ位いるんだろうという興味が湧く。


塊を離れ、3人でまったりしながら、開場を待つ。


小一時間程、待つといよいよ開場。
番号の早い人から入場となって行ったのだが、
係の人の案内する声が聞こえない、聞こえない。結構な大声だとは思うんだけど。
街中だからなのかスピーカー使えないのかなーなんて思いながら、
整理番号709番のチケットを握り締め、ぐったり。


ようやく自分達の番号が呼ばれ、3人で中へ。と、思ったら階段で待たされる。
また番号呼ばれるまで待つことに。
まだ階段なのになんだかすでに蒸し熱いなあと思う。


少し待った後、呼ばれ、のたのた階段を登り、入り口でボディーチェック(脇と腰)を受け、クアトロの中へ進入。
ロッカー探すかーと思いながら、きょろきょろと室内を見回していると、
すでにもうライブが始まったかの様に、「西川~」だの「兄貴~」だのと皆さん絶叫なさってる、なさってる。
皆さん溜まってたんだなあ。となんか親みたいな気分になりながら、(何様だよ、ボク。)ロッカーを再び探す。


なんとかロッカー発見。楽屋さんと一緒に荷物を入れ、いよいよ会場の中へ。


会場の中はすでにぎゅうぎゅう。
男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男おとこオトコ、おと、ハアハア。

と、まあぎゅうぎゅうでした。


まあ、前の方へ行く気は無く元々、後ろでまったり見るつもりだったので後ろの空いてるスペースを確保し、
のんびりしながら西川さんの登場を待つ。


ヒートアップする会場内の空気を受けて、西川さんが登場。
衣装は黒の袖なしシャツに黒のレッグウォーマーつんですか?で下は場所が場所の為見えず。
でも聞いた所によると昨日の種祭も同様の衣装を着てたとか?


言葉を何も発さず、歌うぞオラーといった目をしながら、1曲目Burnin Xmas。
イヤカンで聴いていたのでアレンジなんかは知ってたけど、なんかイヤカンの時とは違う印象を受ける。
言葉ではちょっと言い表せないのですがね。


Burnin Xmasを歌い終えると、さらに加速する西川さん。
ノンストップでJoker突入。
会場の雰囲気も1曲目より更に盛り上がる。


JoKerを歌い終え、続いて3曲目はアンタッチャブルGIRL。
コミカルなTMRらしい曲だと思うんですが、その印象を変える演奏、歌いっぷりに少しびっくり。
んで、西川さんが曲中「飛べ!」と煽る。
すると会場のほとんどの男子様が飛ぶ、飛ぶ。
会場が遊園地のトランポリンで飛んでいる子供状態に。


まだまだ行くぞと行った感じで今度は一転、バラード。翳り。
大阪のでも書きましたけど非常にアメリカのハードロック、ミクスチャーロック(特にエヴァネッセンス)に強く影響を受けているんだろうなと思わせる、アレンジと演奏。
と、ここで普通のライブではないお客さんのバラードの大合唱が起こる。
普通のライブだったら絶対女性に殴られるか注意されるんだろうなあと思う。

それと遠目なのでよくわからなかったんですけど、西川さんがなんか笑ってるように見えた。

お次も、バラード。TIDE MOON RIVER。
西川さんの声がどれだけしっかりしているかわかるのはやっぱりバラードだなあと思いながら、
会場を見回すとお客さんはうっとりしつつ、次の暴れへ備えてるように見える。


バラードから今度はWHITE BREATHと、激しいサウンドへまたリターン。
全員絶叫、合唱の中、実に西川さんが楽しそうにステージを右へ左へ移動。
本当に嬉しく、そして楽しいんだろうなあと思わせる。


んでまだまだ、止まりません。ABORT//CLEAR。
会場の雰囲気がちょっと疲れ気味になっているものの、まだまだといった感じ。
しかし、普段と違ってよく見えないなあ、後ろでも。男の人ばっかりなせいか。


そろそろ止まろうよ?いや知らん。と言った感じでHEAT CAPACITY type03。
この辺で個人的にはですがかなり疲れてるお客さんが目立って来たように感じる。
というのもライブに参加したことがある方ならわかると思うんですが、
皆さん、この曲の時、こぶしを曲に合わせてグルグルと回す訳なんですが、
なんかこぶしに力が入ってないというかダレてるというか。まあ、あくまでボク個人の感想ですけど。


で、次はびっくり。URBAN
BEASTS。
まさかやってくれるとは思わなくてちょっと嬉しくなる。好きなんだよなーこの曲。


お次もびっくり。LIAR' S SMILE。
URBAN同様好きなんで嬉しくなって、ちょっと小躍り。


と、西川さんのライブレポからやや反れて来てる気がしますが次行きましょう。


LOVE SAVER type03。
もう西川さんのライブを知ってる人ならわかるでしょうがこの曲のイントロが流れた途端とにかく盛り上がる。
本当にライブで活きる曲だなあと改めて思う。


んで、INVOKEと。
早くも遅くもない曲のはずなんだけど、この時は非常に早く聴こえた気がしますわ。
雰囲気が、演奏が、西川さんの声が、何がどうさせたのかはわからないんですけども。


怒涛の12曲ノンストップを終え、西川さん達が一旦舞台袖へ引っ込む。


すると兄貴~だの西川~だの、男でも頑張ってますね、turbo~コールが起こる。
数人「ちんこ~」も居たけどあたたたたたと思う。ちんこって面白いかなあ?


5分位して西川さん達が登場。衣装を黒いシャツにチェンジした模様。
んで、ようやく今回の初のMCゾーン。


「よくもこんなちんこが集まりやがって。」(合ってなかったらすいません。)
「嬉しいお知らせがあります。男性ソロアーティストとしては野郎ライブは初めてみたいです。」
「初めての物に参加出来て嬉しいだろ?お前ら?」お客さんウォーと絶叫。


「まだまだ飛ばすぞ~」みたいなことを言って、
2月25日発売の~までしか残念ながら覚えてないのですが、新曲Albireo-アルビレオ-。


イヤカンでも聴いたんですけど、またその時とはちょっと印象が変わる。
なんか中華っぽいなと。(えー!)なんか竜が突き抜けるイメージが湧いたのですが、
ボクの脳みそどうかしてるんでしょうか。
この曲中、今日初めてダイブを確認する。
どうやら最初からダイブ&モッシュがバンバカ起こってたみたいですけども。


続いて、Goin。
大阪イヤカンの時にアルビレオがTMRらしさ+今後やりたい方向性がミックスされてるモノ
だと思ったんですけど、前言撤回。
と言った方が良いのかな。Goinの方がそう聴こえました。
非常に疾走感のあるナンバーで個人的にはこっちをA面で出しても良いような気がします。
と、この曲中、ドラムのナベさん除く3人とお客さんのほとんどが楽しそうに飛んでました。
それと西川さんがハンディカメラを持っていろいろ写してたなあ。t.A.T.uですか?ねえ?


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またまた舞台袖へ西川さん達が引っ込む。
またいろいろコールが。


これまた5分位して西川さん登場。
衣装は上下黒いジャージ。アンブロのやつっぽく見えたんですがデフの?


んで、MC。
「今日お前らの他に入れないやついるんだから今度はもっとでかい所でやろうぜ。
「近場でAX辺り。ONAIRにするか?AXにする?」
お客さんが「AX!」と。
「じゃあ来年AX入れるからな!絶対来いよ!!」


「やっぱねぇ、これだけ全員男だと下ネタにしか話いかないでしょ」
ちょっと首を傾げたくなるチンココール。
「ちょっと待て、お前らその先に何があるの? 」
「年の瀬にこんな都会に集まってチンコチンコて。 」(笑)
「お前ら、疲れて来てないか?大丈夫か?」


で、この辺からどういう感じでラストへ突入したかは覚えてないのですが、ラストへ。


Pied Piper。
会場にぐったりムードとまだまだというムードが交錯する不思議な状態の中、
西川さんがそれを感じ取ったのか、「大丈夫か?飛ばすぞ~」とLEVEL4。
イントロが流れた瞬間、大半のお客さんはドーピングを注入されたベンジョンソンのような(って見たことねえからあくまで想像なんすけど。)半狂乱状態。
ちと大袈裟な気もしますが雰囲気ががらっと変わったように思います。
で、ここかこの前のゾーン辺りで気付いたんですが西川さんが上半身裸になりました。


とんでもない勢い、ムードの中、ラストOut Of Orbit ~Triple ZERO~突入。
急遽この曲をやる様な雰囲気を感じ取ったんですけどどうなんだろう?
もう会場はぐったりしててもゾンビのように体を起こして暴れる人、もう楽しくてたまんないって顔をしてる人、
楽しいけどまったりしているボクみたいな人間と多種多様。
こんな光景普通のライブじゃなかなか見れないかもなーと思う。


曲のラストが近付き、ああもう終わりかーと思うと、西川さんが前の客席へ背中からダイブ。
しかし、前の方は疲れてるお客さんが多かったのか西川さんを支えきれてないようで、
ゆっくりと落ちてしまったみたいだった。


髪がくしゃくしゃになった西川さんがステージに戻り、笑顔で絶叫。(だったかな)
んで、「俺は誰も置いていかね~!」「またやるぞーやろうぜ」的なことを言い、
「5人位。死なへん程度に殴って連れて来い?良いか?」(ごっちゃになってる可能性大)
「女が聴くような曲なんて言ってる奴がいたら、連れて来い。シメてやる。」
(まあ、女性が聴く曲ってのは事実ですけどね。それにロックンロールではないような。
でも、邦楽の中では実力があって他とは違うアプローチをしている西川さんをもっといろんな人に聴いて欲しいなって思います。)


で、サポメンの3人と手を繋いで礼。
今度は西川さん1人で深々と礼をし、お客さんから暖かい声が流れた所で西川さんが引っ込みライブ終了。


終了後も一部盛り上がってる人達がオイオイと絶叫。
あー楽しかったんだろうなーうんと思いながら、階段を降りようとすると、
茶髪で髪の長い黒い服を着た人がなんか目に付いたので失礼ながらマジマジと見つめると、
胸のが膨らんでるような・・・♂♀キス(松本明子デビュー曲)の♀の方?女子?
えっ?まさかねー野郎ライブですよ?タマちゃん祭りですよ?
でも、GLAYさんとかは女子が紛れ込んでたって言うし・・・・・いろいろ考えながら少しの間凍りつく。
ボクの杞憂であると願いたいです。


ロッカーへ戻ったものの、混んでいたのでドリンクを交換してくれる所を探そうと思い、
うろうろしていると、ANNから来ていた花を発見する。
値段とかわかれば「ハガキ職人一同」って同じように送ったら面白かったねとイーさんが。
花を見た後、またうろうろ。するとなんだか見慣れた男性がいたので誰だろうと思ったら吉田アナが。
んで、吉田アナの隣を見るとANNスタッフ(正岡さん、平田さん、中原さん、内海さん?)も発見。
とりあえず吉田アナに楽屋さんと挨拶。「来てると思ったと。」とやや冷たい目で言われる。
すいません、こんな素人で。


会場のバーカウンターでドリンクが貰える事を知り、戻って、ドリンクチケットを渡し、コーラを貰う。
フリードリンクじゃないのに500円は痛いなあと思う。


また再び、ロッカーへ行き、今度は物と着替えを出し、着替えをして、いそいそと会場の外へ。
なんか話かけらたりすんのかなーと思いながら、すたすたと3人でその場を去りました。


野郎ライブを振り返って

いやー良いライブでした。
西川さんでもこんなライブが出来るんだなあと思わされましたね。
今までは盛り上がっててもどこかで底が付くというかここで終わる、
冷めるっていう部分があったと思うんですけど、
終始、お客さんのノリが良く、雰囲気も凄くてびっくりさせられました。
またお客さんの連帯感も凄くて、誰もが友達といった空気が流れて非常にフレンドリーな光景を何回か目撃しました。
(まあ非常識な方もいましたけど。勝手に水かけたりして、ただ暴れてるだけの人とか。)
普段なら罵倒とか睨み合いとか殺伐としてる気がするんですが。
こういう場だから出来たことなんでしょうね。


んでも、これが通常のライブ(サテライトも含めて)と比べてそれ以上に良かったか?と言えばボクはあまり変わらないと思います。
あれ、野郎最高って言うと思ったでしょうか?(笑)
いや良いライブでしたよ。ホント。西川さんが何より楽しそうに笑ってましたしね。
んーと、ただね、その、比較しちゃあダメかなと。
野郎ライブには今までとは違う特殊な環境や独特の良さがありますが、
通常のライブだって野郎ライブにはない環境、良さが一杯あるはずですからね、うん。
野郎ライブは野郎ライブ、通常のライブは通常のライブとして見て行った方が良いかなと。


にしても、これからは通常はもちろん野郎ライブも後は何かライブとはまた違った特殊なこととか、(希望はトークライブ/笑)
様々なことをバランス良くやっていって欲しいですねえ。
体勢が整ってもうよーいドンという段階でしょうから、ドンと走って貰って、いろんなアクションを起こす西川さんを見たいなあと思った、メガネであります。
来年もあるならコンタクト作れるように親説得しねーとなあ。

セットリスト


Burnin Xmas
Joker
アンタッチャブルGIRL
翳り
TIDE MOON RIVER
WHITE BREATH
ABORT//CLEAR
HEAT CAPACITY type03
URBAN BEASTS
LIAR' S SMILE
LOVE SAVER type03
INVOKE

アンコール1

Albireo-アルビレオ-
Goin'

アンコール2

Pied Piper
LEVEL4
Out Of Orbit ~Triple ZERO~


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