【感想・読んだ】AERA2018/12/24号 現代の肖像 西川貴教(2019/1/6)
去年の終わりがけに来たAERAの記事。
音楽誌ではなく一般紙で取り上げられてのかーということや読んだフォロワーさん達がこぞって絶賛していたのが引っ掛かり、
西川さんも珍しく…
お知らせ続きで、すいません... でも凄く丁寧に取材して下さった記事なので、もし機会があればご一読下さい。僕のこれまでとこれから、そして西川貴教として新たなスタートを切る今の覚悟と想いを受け止めて頂けると幸いです。 https://t.co/RFFCls6a9U
— 西川貴教 (@TMR15) 2018年12月17日
こうして告知のツイートもしていたので、こりゃ読まねばと思って、先月読みました。
その感想を書いてなかったなーと思ったので、簡単にまとめときます。
全体の感想として
内容は全4ページ。
西川さんの去年の活動から関係者の証言を交えて、西川貴教とはどういった人物か?というのを浮かび上がらせていくもの。
たった4ページ。されど4ページ。
これがなかなか新しいことが書かれていたり、やっぱそうなのね…と確認出来るようになっていたりと、濃密なものになっています。
また音楽誌のような西川さんにグッと寄ったライターさんが取り上げる「西川くん」的なノリや、親しみやすい演出などはなく。
淡々とした雰囲気で西川さんがどういう人物なのかを誰にでもわかりやすく紹介し、掘り下げていく流れになっていて、読みやすい。
逆に音楽誌ではあまり出てこない関係者や親しい方々も証言をしていたり、
西川さんが言わなさそうなことを言っていて、おっ!となったり。
で、そういう人が語るものだから説得力があって、より西川さんの像がハッキリしてくるという…
これはこの記事が無かったらアップデートというか…されなかったものだと思いました。
皆が知っている西川貴教、知らない西川貴教が短いながらも含まれていて、新規も古参もどこかグッと来る部分があるでしょうし、
最近知った人にも活動の年表も書かれているので、ああ、こういう人だったのか…と、
西川さんの活動を追っかける際に役立つアイテム的なものにもなるかも…?
とにかくちょうどいいバランスで書かれてる記事なんですよね。
西川さんに寄り過ぎるわけでもなく、ライターさん側の想いが入り込み過ぎてるわけでもない。
客観的に西川貴教という人物とは何者なのか?という紹介なので。
西川貴教としての活動についてもしっかり語っているし、去年のイナズマから京響の時期についてを主に取り上げているので、
その辺の時期が気になる人も必読かと。
読んだ人向けの感想
もう発売されてだいぶ経つので軽くネタバレっぽく書きますがw
西川さんは表向き明るいお兄さんとかおっちゃんのように開けたキャラクターとして定着してきた部分はあっても、
根っこに暗いものとか人を信じられない部分とか、常に気を使い過ぎるサービス精神の塊とか、
人と距離を取りつつも、小市民的で兄ちゃん的な部分がぼくは好きで。
関係者の方々から見てもやっぱそういう部分を感じていたり、見ているんだなーと思ったのと同時に、
良くも悪くもずっと変わらず染まらずにいられるの強いなーというか、それが西川貴教なんだろうなと思ったりしました。
ここまで来るとガラッと変わることなんてないでしょうが、変わらずにそのままでいてくれたら下僕は嬉しいですよ…
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