西川貴教ソロ1stアルバム「SINGularity」を全曲試聴したので、ざっくりと感想を(2019/2/8)
来月の6日に出る西川さんのソロ1stアルバム「SINGularity」の試聴が昨日から始まりました。
3/6リリース西川貴教 1stアルバム「SINGularity」全曲試聴開始!
— 西川貴教オフィシャルファンクラブturbo (@turboFC) 2019年2月7日
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☆特設ページにて、収録曲全曲の試聴が可能です! pic.twitter.com/o5VQYToxbS
早速、試聴試聴してみましたよよよよよ。
ざっと聴いた感想
うん。純度100%西川貴教。
西川さんの趣味、やりたいことを詰め込めるだけ詰め込んだ感もあるし、
クリエイターの人達も西川さんという素材を使ってこれだけの料理しました!みたいな意欲も感じる。
こういう感覚はT.M.Rでもa.b.sでも味わえないものだと思うし、ちょっと新鮮でした。
それとそれと、これまで西川さんと関わりのある方々が関わっているので西川オールスター戦、総力戦みたいな雰囲気も感じ取れたかな。
1曲、1曲の感想
シングルや配信でリリースされたのはひとまず置いておきまして、
今回のアルバム用の収録曲を聴いた感想をつらつらと。
01.SINGularity
ソロでもT.M.Rみたいにインストから始まるんだ…!という小さい驚きが…w
フルだとボーカル入ってるのかもしれませんが…w
このアルバムの入り口としての導入、聴いてもらうため、聴かせるための引きの強さが凄くある曲調だな〜と。
これから何が始まるんだ?っていうオープニング感みたいな。
02.Roll The Dice
アルバムというより、シングル出た時の感想になってしまいますが、
ポップなもの、キャッチーものがシングルとして好まれると思うのによくこれで勝負したよな〜と。
西川さん自身も言っていましたが。これまでならこういうタイプの曲はシングルでは出さなかったって^^;
でも、その意欲は素晴らしいと思うし、チャレンジしたるぞ!みたいな気持ちが表れていると思う、
この曲のサビ、シャウトは好きだなと改めて思った次第。
03.Bright Burning Shout
西川貴教として勝負するぞ!ってことで最初にパッケージとして出たのがこの曲なわけですが、
こうして改めて聴くと誰もが持ってる西川さんのイメージと新しいチャレンジをうまく混ざり合ってるので、
西川貴教のソロ導入、入り口としていい曲だな〜と。
T.M.Rみも、a.b.sみもあるでしょうし。
04.Hear Me
エモい。コーラスと西川さんのボーカルの絡み合いがいい。
聴いている人の心にゆっくりと侵入してくるようなゆったりとしながらも力強い曲調っぽいのもツボ。
ライブでじっくり堪能したい曲。
05.REBRAIN In Your Head
デジデジデジタル感。
最初、アンカバ2のSHAKIN' LOVEが一瞬浮かびかけましたが、
それとは全然違うけれども、ラウドさ、ポップさもあっていい曲。
軽快にステップしていけそうな軽やかさも感じるっつうか、
ライブで西川さん歌いながら走る画が見える。
06.awakening
ゴシックな曲調…パワーバラードと言っていいのかな?音楽的知識が欲しい…
淡々と進んでいきながら、サビでグッと掴みかかってくるようなメロディと、
西川さんのエモさに溢れた歌声が良い…
07.Be Affected (西川貴教×Fear, and Loathing in Las Vegas)
ベガスの皆さん、ありがとうございますと手を合わせたくなる曲。
ミュージシャン同士のコラボレーションシングルっていうと、
良い意味でも悪い意味でも違和感があったりする物もあるのに、
これはそういう違和感、雑味が感じられない。
最初から西川さんとベガスの皆さんが持ってるポテンシャルを発揮してタッグを組んで大暴れしてる感じが、
聴いてて非常に気持ちいいんすよね…
08.His/Story
曲調は違いますが、一緒に出したということもあってか、
Roll The Diceに対する感想とほぼ同じです…w
元々、Thunderbolt Fantasyの劇中の曲としてあったものに歌詞とボーカルを乗せたって再構築したっていう試みはこれまで無かったと思うし、面白いなと。
09.Elegy of Prisoner
去年の京響プレミアムで披露された大島さんの曲!!!
…だと思うんですけどね。サビのPrisoner!Prisoner!してるとことか。
曲調もそっくりなので、おそらくはバージョンアップしたものなのか、
元々、こういう曲だったのか。
大島さんが一度、頭で作り上げたのをオーケストラ用にしたと言っていた気がするので、
元々、こういう曲説が正しいのかなっていうか、これで大島さんの曲じゃなかったら誰のなんだろう…
10.HERO
最初に思ったのはINNOCENT SORROWっぽいメロディ〜だな〜と。
いや、試聴した曲のあちこちにそういう要素は感じられたんですけど、
この曲が1番感じて、曲まで浮かんでしまいました。
西川さんがバンドとかで消化しきれなかったことをやってる的なことを言っていたけど、
この曲にそれを感じみましたかね。
11.UNBROKEN (feat. 布袋寅泰)
西川さんのこれまでにないシャウトや歌い方から、
聴けば、あっ!布袋さんやんけ!ってすぐわかる感じとかとても良い…
っつうか、それよりもですね…
布袋さんだけだったら、こうはならなかったでしょうし、
刀剣乱舞のお話だけでもこうはならなかったはずだと思うと、
ホント、良い巡り合わせだったな〜という気持ちが強過ぎてですね…
布袋さんと刀剣乱舞があったらから、良い化学反応が出たな〜としか言い様がないし、
そういう人や作品を手繰り寄せる西川さんの引く力、強さを強く感じしまって、
グッと来る曲でございますよ…ぼくには。
12.BIRI x BIRI –To SINGularity and Beyond- (Maozon Remix)
原曲を更にポップに仕上げた感が半端ない。
13.ever free (通常盤 Bonus Track)
リリースされた時も思ったし、どこかに書いた気もしますが
天国のhideさんが「西川くん何やってんのwww 趣味全開じゃんwww」って、
笑ってくれてたらいいなと願わずにはいられないくらいの魔改造ぶりがたまらない。
通しで聴いてみて
これはソロじゃないと出来ないわな…というのが率直な感想。
T.M.Rやa.b.sで出来ることもあるにはあるけれど、それだけじゃないんだよ!あれもこれもやりたいんじゃ〜!
ってことをやってる感が凄い。
また、ニコ生で、こう言っていましたが、
「なんかもっと、なんか皆で、ミュージシャンシップで、あ〜…ああいうのもやってみたら面白かったかもしんないね?とかってのを。ザックリやってみるみたいな。」
T.M.Rやa.b.sで出来なかったことや、やりたかったことを消化、補完している部分も感じられて。
上でオールスター、総力戦って書きましたけど、これまでの活動で得た物も全てぶち込んでる感じもしました。
全てハイブリッド、ごった煮させたような、ね。
アルバム曲のみまだフルでは聴けないので、フルで聴いたら、また印象も変わってくるのかもしれないですが、
どれもクオリティは高いと思うし、早く聴きたいところ。
最速で聴けるのはちょこナイかヒットスタジオですかね…?
それともまたサイトで公開してくれるのか…?