ちゃん西ニュース

T.M.R・a.b.s・西川貴教さんのニュースを拾ったりまとめたり、ライブやテレビ・ラジオの感想・レポートを書いたりしてる西川さんが好きなおっさんの個人ブログです。

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【ネタバレなし】西川貴教 LIVE TOUR 001 [SINGularity] 2019年4月27日(土) 東京・Zepp DiverCity公演を見て思ったこと(2019/4/27)

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ネタバレなしとは言ったものの、今回のライブ、構成、内容、演出、セットリストと何から何までネタバレと言えてしまうので、
どうぼやかして説明するのかがなかなかに難しいライブです。
ネタバレ対策も考えた上で今回のライブを考えたのならちゃん西策士過ぎる…と思ってしまうようなライブ…


さて、ライブはこうだったと細かくは説明出来ないので感じたことを大まかに5個くらいピックアップして、
そちらを1個、1個お話していこうかと思います。


純度100%の西川貴教


フロントマン、歌ってる人が同じということもあるし、制作陣、プレイヤーが関わってるのもあって、
T.M.Rみも、a.b.sみもそれぞれあります。
基本的なアプローチ、歌い方、パフォーマンスもそれ程に違いはない。
ただ、何が違うかと言うと、まったくフィルターを通してない西川貴教の世界そのままが照れも無く表現されているということ。


T.M.Rもa.b.sもそれぞれ構築された世界があって型があるので、
まず、やりたいこと、表現したいことはその型に通さなければならないし、それを求めるファンのことを考えないといけないと思いますが、
西川貴教の場合もうそのままで行けるし、型にハメられないことも出来てしまう。
始めたばかりでファンの方がどう受け取るかわからないこともあるのか、
もう完全に自分のやりたいことに振り切るしかないってのもある。
だから、今までだったらその型に合わせて無理矢理ハメ込んでいたこともダイレクトにやっていた気がするし、
控えていたようなこともこの機会だからとチャレンジしているように感じました。
それが新鮮だったし、ああ、そりゃソロじゃないと出来ないことだわ…と納得もしました。
そして緊張するって言ってるのも当然だと。
アルバムを聴いていても、いざライブとなれば音以外、映像や肉体でもその世界を見せるわけで。
振り切ったからとは言っても、新たな取り組みを受け入れてくれるかどうかもわからないわけですからね。


YAMATOさんの起用


これまでのプロジェクトやライブにDJの方が入るスタイルはほぼ無かったように思います。
近しいと言えばa.b.sの岸さんがそうかもしれませんが、岸さんは完全なDJとはまたちょっと違いますかね。


いつものようにギター、ベース、ドラムと来て、DJが入ったことによって、どういう化学反応が起きているのか?面白みがあるのか?ってことが気になっていたんですけど、
まぁ…ありました。それも1曲、1曲進んでくごとに。
最初からこういう形にしていこうと思ったのか、それともYAMATOさんと知り合ったことで思いついたのかはわかりませんが、
T.M.Rともa.b.sとも違うライブスタイルの1つを提示したと言えるし、この先のツアーのライブでそれがより固まっていくとしたら、
違いがよりはっきりしていくでしょう。この起用はデカかったように思います。


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演出、構成が緻密


始まって1年が過ぎたばかり、ようやくの初ライブツアーとは思えないような完成度のものを叩き込みに来てるんですよ…
もうすでにこの形のまま、ホールやアリーナでやっても違和感ないような演出だったり、ライブの構成が練られてて、
進行していく流れもスムーズ過ぎる…
それを1000から2000規模のライブハウス公演で見れるっていう贅沢感が凄いというか。
その完成度の高いステージ上とまだどういう形にしていくかしっかり定まってないお客さんやフロアの様子のギャップも面白くて。
4.5度目のデビューをした新人じゃないと出せない味わいが凄くいいんですよね。


とにかくまだまだこれから発展、展開していくという可能性が感じられる


たぶんライブに行くのって安心感を求めに行ってるところがあると思うんですよ。
こういう音が聴ける、歌が聴ける、楽しめるとか、そういう自分の中で西川さんのライブを見てきて作られたり、得た物を。
ファンの方なら。
でも、始まったばかりでまだ何もわからない。楽しみ方、味わい方がわからなかったりする。
そこで不安になったりして行くのもな〜ってなったりするのもわかるんですが、
逆に考えるとこれからどうなってくかわからない面白さがあると言えると思うし、何も定まってないので、自由なんですよね。
西川さん達も自由に好きなことをやっているように、お客さん側も自由に楽しむことが出来る余白がたくさんある。
こういう動きをしてはいけないとか、見方をしていけないみたいな空気も流れてはいないでしょうし。
これってしっかり作られたT.M.Rやa.b.sとは違う楽しさ、今しか出来ないこと面白さで強みでもあると思うんですよね。
西川さん達もお客さん達も手探りで面白い、楽しいと感じる方向に走り始めてる感じが新鮮で良かったな…
あ。そうそう。新たに西川さんと関わることになったバンドメンバーである二家本さんやYAMATOさん、元から関わりのある菰口さんや山﨑さんらの関係性や演奏がどう変化していくのか?というのを見ていく面白さもあります。
いやはや。スタートからじゃないと出来ないことがゴロゴロ転がってる。


西川貴教が好きなら行きましょう感がハンパない


アルバムを聴いた時にも思ったんですが、西川さんに関わる全ての人、経験を総動員してるんですよ。
オールスター戦…総力戦のような。
だから、西川さんというボーカリストやミュージシャン、エンターテイナーとして好きであれば、
何かしら楽しめる要素があって、ハマってしまうような沼があちこちに用意されてる。
最近好きになったって人であれば是非行って欲しいなと思いますし、ちょっと行くか悩んでる人もとりあえず見て欲しいです。ダメならダメでしょうがない…w
かなりやりたいことやってるから、そう思ったっておかしくはないとも思うのでw
ただ、ホントに「西川貴教48歳」という人にグッと触れられるようなライブなので、
西川さんが好きだ〜って人であれば楽しめる気がするんですよね…



以上ですかね。
あと最後に言うとしたら、とにかく歌が上手いし、声量お化け。
最後に何言ってんだって話ですが、改めて歌上手いと思える歌いっぷりだし、ずっと声出てるし、化け物でしょ…と思うしかない凄みがずっとあるんです。
単純に歌が上手い化け物の新人見に行くっていう動機だけでもいい。
西川さんに興味を持ってる人だったら行って欲しいなと思えるツアーです。


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