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T.M.R・a.b.s・西川貴教さんのニュースを拾ったりまとめたり、ライブやテレビ・ラジオの感想・レポートを書いたりしてる西川さんが好きなおっさんの個人ブログです。

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【ネタバレ注意・感想】西川貴教 LIVE TOUR 001 [SINGularity] 2019年4月27日(土) 東京・Zepp DiverCity公演のぼんやりレポ&感想(2019/5/9)

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西川貴教 LIVE TOUR 001 [SINGularity] 2019年4月27日(土) 東京・Zepp DiverCity公演のレポと感想です。


ネタバレは見たくないという方はくれぐれも見ないようにしてください…
急いで閉じましょう…繰り返します…急いで閉じましょう…


大丈夫だよ〜!知っておきたい!という方は続きを読むをクリックして、サイトの下の方に移動していってください…









続きを読むが機能しなかったり、ツイッターからうっかり直接このページを開いてしまった人の事故防止のために、

ある程度、スクロールしないと読めないように、幅を取ってます。すいません…

お手数ですが、少しスクロールして、下まで行ってください。































































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ここまで




前フリ


ある程度のネタバレは見ていたものの、アルバムのジャケットしかり、
「SINGularity」(技術的特異点)というタイトルしかり。
サイバーなもの、デジタルなもの、テクノロジーネタは押し出しくるのかな?とぼんやり想像はしておりました。
西川さんもアニメの作品であったり、ラジオや本でもその辺のは好きだと言ってるし、
アルバムで自分の好きなことに振り切れている感じがライブにも現れてるのかな…?と、
そこが凄く楽しみなポイントとして、ライブを見ることにしました。


前半


ステージ上に巨大モニターが設置されていて、
そこにライブが始まるまでの時間が表示。
演出の一貫なのでしょうか。
そこそこ薄暗いライブハウスの中でいつ始まるかわかるの助かる!と、
自分は思ってしまいましたが…w


開始時刻が迫ると時計が変色する仕掛けも。
いよいよ始まるんだというムードが高まっていきます。
時計が0の表示になり、TNNK・西川貴教のライブが開幕。


モニターにはサイバーなものから着想を得ましたと言わんばかりの映像が広がり、
バックに流れるSINGularity。
1つの作品の始まりという空気がビシバジ漂います。
映像の中の西川さんが「ヤルンダ!」と謎の開会宣言をしたのに気を取られていたら、
流れてきたRoll The Diceのイントロ。
静かにゆっくり、でも、力強くライブが始まった。
T.M.Rやa.b.sなら、テンポが早いノリのいいナンバーをかましてくるところを、
ゆったりとしたミディアムなナンバーを持ってくるというこの始まりですよ…
スタートラインからして、これまでとは違う感があるし、
1曲目がゆらゆらと進んでく流れが新鮮で気持ちがいい。
でこの曲が出た時からサビのコール&レスポンスが盛り上がる画しか見えなかったけれど、
その通りですね…っていうコール&レスポンスが起きて、ていうか、自分もコールして乗れたので、
早くも少し満足してしまいました。


2曲目はBright Burning Shout。
なんすかね…ファーストシングルってこともありますが、
パンチ力もあるし、キャッチーだし、皆、知ってる、皆、大好きなちゃん西の要素が詰まったスタンダードな曲ですよね。
「行けるか!トーキョー!」「飛ばしてくぞ!」
武器を振り回すように軽やかに歌う西川さん。楽しそう。


曲終わりでブレイクタイムへ。
西川さんのGWの話題を絡めた安定のMCもあり、場がほぐれます。
さて、ここまでポンポンと2曲来ましたが…
今回のアルバム、良い意味で統一性が無い。
アルバムの世界観はあっても、どう展開してくのか?というのが気になっておりました。
そんなぼくに答えですよ!と言わんばかりにステージへ登場してきたのが、
人工知能、いわゆるAIのフレイ。
このフレイは学習機能があり、様々なことを覚えていくという解説を始める西川さん。
ここから話し方が少しずつ役者モードへシフト。
冒頭のサイバーな映像といい、このAIといい、役者モード…?と思って見ていくと、
どうやらこのAIとのやりとり、フレイとの漫才的な掛け合いをライブの軸の1つとして扱っていく様子。
なるほど。今回のアルバムやツアーのタイトルが「SINGularity」技術的特異点だから、
AIなのかな。


詳しくはwikをどうぞ…https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%80%E8%A1%93%E7%9A%84%E7%89%B9%E7%95%B0%E7%82%B9


フレイとのやりとりがふわっとした形のまま、Hear Me。
最初に聴いた時も思ったけれど、今までの作品の中で1番質感が洋楽っぽいというか。
a.b.sなんかもUSなどのハードロックをゴリゴリ意識してる作品はありましたけども。
生で聴くと耳に迫ってくるような迫力と圧が気持ちがいい。
西川さんの意思表示、決意表明のような歌詞がより沁みますです。
うっとり。


余韻に浸る間も無く、REBRAIN In Your Head。
これはもう掛け合いとかライブで盛り上がる気しかなかったし、
その通りに盛り上がった光景が目に入ってちょっと笑いそうになりました。にやりと。
一気にグワッとテンションが上がっていくというよりも、
ゴールへ向けて徐々に徐々に盛り上がっていく感じいいな〜っていうか、
今回のアルバムはそういう楽曲が多い気がしますね。
それも特徴と言えば、特徴の1つかもしれない。


ここで、またブレイク。
「いろんな情報が多いライブなんでw」
「ゆっくりでもいいんで。」と自分のペースで理解してくれればOKと言う西川さん。
「毎日、緊張の連続で…」と新人ぽいことを話ながらも、
次第に飼い犬のうぃさんのトイレシートを切らしてしまったので、
自作したというどう考えてもベテランの人がする小話も挟みます。
もう歌手というか漫談の師匠。


行きあたりばったりの割にしっかりとしたトークを終わらせた後、バラード2連発。


NOISEofRAIN

awakening


緩急というか。上、下、内、外ではないですが、
上がったら、落ち着かせてというアップダウンでここまで来てる。
T.M.Rであればゴリゴリのゾーンがあって、落ち着いたらバラード集中砲火のような、
ゾーンが別れていたりしますが。
これもまだファーストアルバムしか出ていない状況でしか感じられないことだろうな。


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NOISEofRAINは3月の澤野さんのライブに行けなかったので、是非とも聴きたいと思っていた曲。
イントロ聴いた瞬間ちょっと小躍りしたくなりました。ウソです。
いや、嬉しかったことは確かですよw
西川さんのボーカル力をこれでもかと澤野さん流に引き出したパワーバラード。
サビの入りとシャウトがいいですよね…
正直、今からアルバムの曲ですとしれっと入れてもいいくらいと個人的には思っています。


awakeningはワルツを踊ってるようなふわふわっとした浮遊感が心地良くて。
特にサビまでの展開とサビに入ってからの流れがね…
聴いてて良い意味で酔いそうになる曲。


ふわふわからゴリゴリへ。
Be Affected 。盛り上がらない方がおかしいでしょうというキラーソング。
急にスピード感が上がって、同じライブハウスにいたのかと思うほどの変化を感じる。
緩急自在過ぎるでしょ…西川さん。
あ。そういえば、全然、サポメンさんとかに触れてなかったですが、
ここら辺から少しずつ、DJのYAMATOさんにスポットが当たってくように見えました。
この曲はスクラッチが効いてて、ベースのように曲を引っ張ったり、支えてるように見えて面白かった。


ノリノリなフロア見て「サイコーじゃん!」と西川さんご満悦。


と、ここまではライブの流れを覚えてたり、メモしていたのですが、
こっからはメモが死んでいる上に、記憶も曖昧なので、曲の感想を。



・His/Story


Roll The Diceしかり、この曲しかり、噛めば噛むほど味わいが出てくるスルメのように、
聴けば聴くほど、味の出てくる曲だと思っていて。
生で聴くと更に西川さんの声の圧やステージ上から放っているプレッシャーとか、
フロアの空気をセットで聴くとより味が出てきて、美味…


・ Elegy of Prisoner


京響で作られたあの子がまぁ、こんな姿に化けちゃって!
と、アルバムを聴いた時に魔改造された姿にびっくりしたものですが、
ライブはそれ以上というか、生の迫力とライブのアレンジが加わって、
更に進化した姿になっていた。
いろいろ今回のライブで化けた!と思った曲は人ぞれぞれあるのでしょうが、
個人的にはこの曲が化けた感を感じたかな。


・HERO


これまでの流れを全部洗い流して持ってくような爽やかさ。
ある意味、消臭力のような楽曲。
こういう爽やかさや疾走感あるポップソング作らせると柴崎さんは金棒持ってる鬼のように無敵。強い。
で、そんな曲を歌わせたら無敵のもう1人の鬼、西川貴教さん。鬼と鬼。最強。
急に運動会が始まった?ってくらい会場のテンションも華やかになって、
上がったようにも見えた。


・ UNBROKEN(feat.布袋寅泰)


イントロが流れた瞬間の待ってました!という空気が凄かった。
それだけこの曲を欲してる人が多かったということでもあるし、
今出ている楽曲の中でも特に支持されてるってのがわかって面白い。

テレビなどで聴き過ぎて、ちょっとお腹いっぱいなところもあったりしたんですが、
楽曲がライブハウスにバンバンに響いて、
刀で斬りに来るような攻撃性バチバチの歌を聴くと痺れてしまいます。


と、ここまで流れがスコーンと抜けていますが、


「ここにいるお前らのためだけに生きています。」


という、心鷲掴みに来ることを言ったのはなんか覚えております。


はてさて、曲の合間にも確かあったと思うんですよ。フレイさんとのやりとり。
人間の営みを見て、覚え、学習していってね!と西川さんはフレイさんに語りかけ、
覚えていくフレイさんという感じだったと思うんですが…

まさかのフレイさん暴走→後半へ


アニメや映画ではAIやロボットが人間よりも優れた能力を持ってしまうと人間に絶望→暴走的な展開がありますよね。
フレイさんもその流れよろしく、その優れた知能が働いて人間に絶望します。
急展開。
ライブで騒いだりしたのが良くなかったのか…?

でも、西川さんは人間はそんな悪くないよ!ぼくあきらめないよ!(ぼくの勝手な解釈&薄い記憶です)的に問いかけて、
さぁ、どうする?と思っいたら、なんと始まったのはまさかの2週目。


2週目


UNBROKEN(feat.布袋寅泰) が終わってから、まだまだ時間は残っていて、どうするんだ?と思ってはいたんですが…
前半にやった楽曲を更にエレクトロなサウンドにアレンジして、披露するという回答。
ライブハウスのフロアをクラブに変えていってしまった。
1曲、1曲、縦ノリで、お客さんがアフリカの部族のようにぴょんぴょん飛ぶという画。
いや〜、今日は西川さんに揺さぶられ過ぎと言いますか、何度も言っていますけど、緩急がもう…
曲数が少ないことを逆手に取って、こんな試みをしてくるとは思わなかったし、面白いな〜
で、ここで、ちゃんと新たに加わったYAMATOさんやベースの二家本さんに、
おなじみの菰口さん、山﨑さん達、サポメンさんにもスポットを当てる。
美味しい時間に変えてしまった。


また1週目がフリのような効果を発揮していて、2週目では更に踊るぞ!みたいになっていて、明らかに盛り上がってる人もいるし、
前半と後半でお客さんの表情や景色に違いが出ているのも面白い。


映像や芝居といい、アルバムだけじゃなく、ライブも実験の場としていろいろと試しちゃうとは。
これは他のプロジェクトじゃ出来ないし、出来ないことをやってる。
というか、やったら怒られると思いますが…w


やりたいこと、やっていこうとしていること、なんとなくわかってはいたつもりだけれど、
こうしてライブでのあれこれを見てしまうと…
チャレンジしたい、トライしたいっていう気持ちがよりわかったような気がしてしまいましたよ…


「サイコー」なんて何度も言ってる顔を見ると余計にね。


2週目の流れやら、フレイさんと西川さんの決着の流れはすっ飛んでしまった、全然覚えていなかったりしますが…w
というか、1回で把握するのはちょっと難しいかもしれないので映像化希望です…
それはそれとして…
今の西川貴教のやりたいことが濃縮された2時間弱。
厨二感も、真面目さも、めんどくささも、アニメ好きな部分も、音楽バカなところも全てが詰まっている。
プロジェクトがどうこうの前に西川貴教個人が好きなぼくとしては西川さんのいろいろな部分が楽しめる良い時間でした。
120%西川貴教を楽しみたい人にはおすすめしたい…!


それにまだ新人で曲数も少ないし、知られてないかもですが、始まったばかりで敷居は低くなっていると思うので、
ライブには入りやすいです。
お約束らしいお約束もないので、ただただ歌を聴きにいくだけでもいいと思います。
行く機会があれば是非。


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