【ブログ過去記事】【ライブレポ・感想】abingdon boys school JAPAN TOUR 2010幕張(2010/3/20)
■ライブ
風の影響で電車が遅れたこともあり、30分押してスタート。
会場はまさにホール!としかいいようがない感じの場所。
キャパは3000?もっとかな?
客電が落ちて、ステージで円陣を組む面々。
バンドですよ!っていうアピールにも見える。
こっからはセットリストの流れに沿いながら感じたことを。
STARENGTH.
Freedom
スタートとして、おおっ!厚みが出てきたなとは思ったけど、
楽曲が良い意味でまとまり過ぎていて面白味を感じれずに聴けないというか。
でも、この2曲はあくまでもフリだったんだとこの後気付く。
HOWLING
初期の曲で一番良い要素があるのにそれを活かしきれてない感じがしていてもどかしいと思っていたけど、
化けた!
アレンジが低く重くなっていて、これこれ!とつぶやきそうになってしまったよw
リズム隊の2人の功績かなーとにかくベースとドラムがどっしりと構えて支えてるように見えた。
西川さんの声を潰すようなシャウトも相まって激しさも増していたし、本当のHOWLINGという曲を聴いた気がする。
NERVOUS BREAKDOWN
BLADE CHORD
HOWLINGの余韻が抜けねーと思いつつw
無礼講はリズムが乗り易い。
and I love...
2ndの中で、実験的だったり、挑戦的、メッセージ性が強い曲が目立つせいか、
シンプル過ぎて、何回も聴きたくなる曲ではないなと思ってた。
ただ、演奏が始まり、静かに激しく進んでく中で、
a.b.sというバンドが3D映画でも見てるかのようにぐわっと視界へ飛び込んでくるような感覚が。
締めの手前辺りでステージ全体に青いライトが照らされて、
2年前に見た時に感じた、まだ西川さんだけバンドから浮遊してる感じが無くなり、
全員が1つの枠に収まっていて「ああ、バンドだな、バンドになったんだな。」と少し鳥肌が立った。
PINEAPPLE ARMY
聴きながら、西川さん自身とa.b.sを作ってく過程の曲なんじゃねと思ったよ。
手榴弾投げて壊したかったのね!
Siren
蒼焔-SOUEN-
sirenは特に引っ掛からなかったw
蒼焔で韻シストのお三方登場。
3人のライムがしっかりリズムを作ってくれてノリやすかった。
Valkyrie
Fre@K $HoW
潮騒
かっこいいんだけど、最初の2曲にも感じたようなまとまり過ぎてて聴けない感じ。
所々良い!って部分はあった。
潮騒はシングルとして出せるラインにある曲だと改めて感じたし、
今後のa.b.sの曲、特にシングルのヒントになると思う。
JAP
INNOCENT SORROW
キミノウタ
ここで会場のノリはほぼピークだったかもしれない。
JAPはノレるしね。
イノセンもデビュー曲だし、ポップな要素がある。
キミノウタも西川貴教という人が好きならぐっと来ると思うし。
だが、ぼくは違ったw
Desert Rose
途中までクラシックギターだかアコギだかを中使ってアレンジしていて、
おおっ!面白いし、しっくり来る!なんて思った。、
(遠目だったし、素人なのでどういう楽器か判断出来ないです。すいません。)
ドレス
おっ!やるんだ!なんて思いながら、ステージを見つめていたら、
黒いスーツに身を包んだ長身の男性がステージの脇からふらりと登場。
ぼくの近くに居た女性がぎゃー!と悲鳴。
何が起きたのか一瞬わかりませんでしたが、妖絶としか言いようの無いあの声ですぐわかりました。
櫻井さんがサプライズ出演。
今日一番テンションが上がったw
バクチクの凄いファンって訳ではないですが、かっこいいと思うし、普通に好きで、
西川さんが尊敬してるのもわかるから、その2人が競演してる絵が微笑ましくて美しくて。
男同士、しかも普通に考えればおっさんなのに櫻井さんが西川さんを抱きしめてるのが美しいなんて!w
そのままさらってやって下さい!と叫びたくなったけど、そんなことはしませんw
a.b.sという土台の上で競演する魔王(西川さん曰く)と妖精w
たまらなかった。
曲を終え、何か言うのかなと思ったら、腕をすっと下げ、お辞儀をし、颯爽と去っていく櫻井さんw
かっこいーと思わず呟いてしまったぜ。
普通にした行動なのか演出なのかわからないけど、感心したし、
先輩としての粋みたいなものが見れてぐっと来た。
少年
「友人の清春くんに捧げます!」
もっと何か言っていたと思う。
でも、ようはこういうことでしたよね?会場に行ってた方?w
曲は西川さんチョイスなのかな?だとしら納得。
清春さんの言葉が滲み出てる曲だし、西川さんがシンパシーを感じる曲だとも思う。
西川さんの活動の指針の1つが清春さんだったと思うし、
語らずとも音楽で彼の曲で気持ちを届けたいっていう意思が見えた。
お前らとか皆とも言ってたような気がするけど、
んなの、前フリで本当は清春さんに言いたかったんでしょう?シャイボーイめ。
共通の好きなことがあって信じ合える友達がいるっていいことだ。
これを見て清春さんがどう思ったか・・・ブログへ行きましょう。
http://ameblo.jp/kiyoharu15th/
From Dusk Till Dawn
ぼくの中でa.b.sの印象、西川さんの歌詞の印象が変わった曲なので、今はどう聴こえるのか凄く知りたかったし、聴きたかった。
結果は「ああ、俺の曲であり、俺のことを言ってる歌詞だ」とw
勘違いだとしても何かを感じて、何か動かせる力が、音楽にはそういうモンがあるって言われてる気がした。
歌詞が凄くシンプルで陳腐に聴こえるかもしれないけど、西川さんの体験していることがベースにあるはずだから、
説得力が違う。
難しい言葉で難しい世界を歌って酔われるより、全然伝わるし良い。
ホント、その見本になった曲だわ。
そんな曲を必死に歌われ、演奏される訳だから、何かを感じずにはいられなかった。
頑張らないとなー俺。
(一人称が変わってしまう程、真面目モードに。あ、ぼくって言ってる時は大概バカモードです。)
Sweetest Coma Again
西川さんもギターを持って演奏。
もしかしたら、ルナシーの誰か来たりして!なんて思っても出てくる訳はなくw
でも、一度RYUICHIさんと競演するところ見てみたいな。
アテナ
なんだろう。人それぞれの何かライブへ対して持っていった喜怒哀楽を綺麗にさらって持っていってくれた曲。
おかげで変な余韻は残らず、しみじみといいライブだったなと思えることが出来た。
■終えて
a.b.sを見れて良かったと心底思う。
TMだったらどう思っていたかわからないw
楽しめなかったというより、西川貴教というものに自分の中のチャンネルが合っていたから、
その人が今、その人らしい場所でやってることを見たかったし、感じてみたかった。
TMだって、その場所ではあるんでしょうけど。今の話ですw
見てる側の1人はこうでしたが、ステージにいる側はどうだったのか、
西川「ちょっといいですか?・・・楽しい!」
岸「しみじみと感動しております。」
柴崎「さいこーでーすー」(低いトーンで)
SUNAO「2階席まで飛んでけるような。」(そんだけ楽しかったと言いたかったらしい。)
どこで行ったか順序を覚えてませんが、こんな感じで皆さんも楽しそうでした。
ゲストの皆さんもそれぞれのキャラクターが出て、かっこ良かった。
そして、何より今回はIKUOさんと長谷川さんがMVPなんじゃないかって思うくらい、
縁の下で支えてたことは大きい。
あのベースとドラムはもう無くてはならない土台になっちゃってる。
もうメンバーとしてカウントしてもいいんじゃないでしょうかw
今回見れたことは凄く良かった。楽しかったんじゃなくて良かったです。
ファンとして1人の人間として。
でも、まだまだ凄いものが見れるかもしれないと思った。
良い意味で物足りない。
終盤辺りで西川さんがこんな発言を。
どうやら西川さんもぼくと同じと言ったら失礼かもしれませんが、
似たような気持ちだったらしい。
西川「まだまだやりたいことの少ししかやれてない。ようやくスタートラインに立ったばかり。」
じゃあ、今後はもっと良くなる可能性が、面白く見れる可能性があるってこと?
期待して待ちましょう。
もちろん、TMもそれだけじゃない西川さんの活動も。
他にMCとかなんか覚えてることがあれば、また明日書きます。
参加された皆様、お疲れ様でした。特に京葉線を使った方は。
行けなかった方は次回への期待を膨らませちゃいましょう。
多分、損することはない。